SPRING SUMMER 2026
"不肖の美景"
なぜ私たちは他者からの承認をこれほどまでに求めてしまうのだろう。
それは人間の本質なのか。
それとも承認を欲することを避けられない社会構造がそうさせているのか。
おそらくそれは、「他者」の存在があってこそ「私」が成立するからなのだと思う。
外からのまなざしがなければ私たちは自分自身の存在をどのように確かめればいいのだろう。
受け入れることで視界は澄みわたる。
澄みわたった先に気づきが生まれる。
そして私たちは生きることを選ぶ。
愚かに、そして美しく。
気づき、拒絶し、否定し、怒り、そして受け入れる。
それは喪失の循環の中で私たちが自分自身を理解し
抱きしめていく過程なのだと思う。
この旅路は深く人間的な内なる葛藤を比喩として描いた六つの詩へと置き換えられた。
SS26では過剰なデザインディテールを削ぎ落とし
着心地や機能性に重きを置いた必要最小限のシルエットを追求したコレクションを発表する。
「自己」や「人間の精神」を形づくる美しい不完全さを受け入れ、より研ぎ澄まされたデザインアプローチを提示している。














creative direction: Ryota Yamaki
photography: Ryota Chiba
styling: Ginya Tabata
hair & makeup: Narumi Nishihara
models: Shuma Kotaro Kino, Riku Kaneko